睡眠無痛治療にも対応
安全性の高い「親知らずの抜歯」
「埋没歯」にも対応

- 「CT」分析の実施
- 「痛み/腫れ」を最小限に抑えた治療
- 「テルプラグ」で治癒を促進
03-3357-4618
睡眠無痛治療にも対応
患者さんから「親知らずは必ず抜歯が必要ですか?」という質問をいただきます。結論から言うと、状況によります。
親知らずが問題を引き起こす可能性が高い場合(例えば斜めや横向きに生えていたり、他の歯を圧迫していたりする場合)は、早めの抜歯が推奨されます。理由としては、親知らずが周囲の歯列に影響を与え、歯や歯ぐきの痛み、腫れ、歯並びの乱れを引き起こすことがあるからです。
一方、親知らずが正常な位置にまっすぐ生えている場合は、無理に抜く必要はありません。むしろ、このような場合には親知らずを残しておくことが有益なこともあります。
抜歯をしたときの痛みや腫れは、術後一週間程度で治まります。
そのため、トータルで考えますと親知らずを抜かない場合のデメリットのほうが大きいとも言えます。
もちろん、抜歯をしなくても問題がないケースもありますので、歯科ドクターと相談のうえ、慎重に判断していきましょう。
親知らずの抜歯は、簡単なケースから難しいケースまで様々です。十分な事前診察と診断が不可欠です。
不適切な処置は、治療時間が長引いたり、出血が増えたり、一時的な麻痺が生じることも。そのような事態を防ぐため、当院では「CT」などを利用し、正確な診断を行っています。
また、治療中の痛みや腫れを最小限に抑えるために「伝達麻酔」、治癒の促進のために「テルプラグ」を導入しています。
以下で詳しくご説明いたします。
親知らずは、状態によって処置がやさしいケースから難症例まで様々です。
難症例では、血管や神経を傷つける恐れがあるため、事前に精密な診断を行うことが大切です。
当院では、「CT」と「パノラマレントゲン」を使い、正確に顎の状態を分析。血管や神経だけでなく、歯の埋没位置も正確に割り出せます。そのため、歯茎の切開を最小限にとどめることが可能です。
「パノラマレントゲン」は、お口の中の全体的なレントゲンです。親知らずはもちろん、歯周病や虫歯など、肉眼では見えない歯の状態を確認することができます。
麻酔は主に2つあります。「浸潤(しんじゅん)麻酔」と「伝達麻酔」です。
浸潤麻酔は、一般的な虫歯治療によく用いられ、歯茎の一部を麻痺させます。ただし、神経が多く通っている下顎の親知らずのケースでは、その効き目は期待できません。
このようなケースの時に使用するのが「伝達麻酔」です。
伝達麻酔は、痛みを伝達する神経をシャットアウトし、長時間にわたって麻酔効果を維持しますので、治療中に痛みを感じることはめったにありません。
親知らずの抜歯をしたときに、大きく空いた歯肉の穴に充填するコラーゲン材が「テルプラグ」です。
術後の穴を早期回復し、治癒を促進します。
抜歯するときの「痛み」や「恐怖心」を緩和するために、当院では「睡眠無痛治療」を実施しています。
この治療法は、鎮静薬を静脈点滴で投与し、ほぼ眠った状態のあいだに治療が受けられます。
「抜歯の痛みに耐えられないかも」「抜歯をするのが怖い」などの歯科恐怖症や、嘔吐反射の強い方は、一度ご相談ください。
妊娠中はホルモンバランスの変化により、むし歯や歯周病に罹りやすくなります。
その結果、親知らず周辺の歯茎が腫れて痛むことが少なくありません。
しかし、妊娠中に親知らずを抜歯するのは難しい場合があります。胎児への影響を考慮して、レントゲン撮影や麻酔、内服薬の使用に制限がかかる可能性があるためです。これらの理由から、親知らずの抜歯は妊娠前に検討することをお勧めします。
片方の親知らずを抜歯した場合、もう一方の親知らずも抜くべきですか?
すべてのケースではありませんが、片方の親知らずが痛みだした場合、たいていはもう一方も状態が悪くなっている可能性があります。
両方の親知らずを抜歯すべきかは、歯科ドクターと相談のうえ決めていきます。
親知らずが原因で歯並びが悪くなることはありますか?
親知らずが、横や斜めに生えている場合は、歯並びに影響を及ぼす可能性があります。
どんな親知らずでも抜歯してくれますか?
親知らずの抜歯は、当院は長年の経験と実績がありますので、ほとんどの症例に対応できます。
しかし、「糖尿病や心臓病がある」「血管や神経を傷つける可能性が高い」といった状態の場合は、大学病院を紹介させていただくこともあります。
親知らずの治療は、「口腔外科」という分野で、通常の虫歯や歯周病の治療とは異なります。
担当ドクターの高い技術と経験がなければ、安全な治療を行うことはできません。
親知らずのちょっとした疑問から治療に関する大きな不安まで、何でもご相談ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。