ほぼ「痛みゼロ」の虫歯治療。
再発を徹底的に防ぎます

「睡眠無痛治療」にも対応(※保険外)
- 削る量は「最小限」
- 「MTAセメント」で神経を守る
- 「エクストリュージョン法」で抜歯を回避
03-3357-4618
「睡眠無痛治療」にも対応(※保険外)
「むし歯治療は痛いもの」
そんな風に思っていませんか?
確かに「過去の虫歯治療がとても痛かったので、歯医者は苦手」という方が少なくありません。ですが、技術の進歩により、現在の虫歯治療はそれほど痛くないのが一般的。
当院では、さらに治療時の痛みを最小限にするための取り組みを行っています。それぞれ具体的にご紹介します。
麻酔注射を打つ際の痛みに対処するために、当院では、注射部位に「表面麻酔」を行います。
表面麻酔によって、注射を行う部分の感覚が一時的に鈍くなるので、実際の注射時に感じる痛みを大幅に軽減させられます。
針の太さは痛みに直結します。当院では極細針を導入し、注射時の不快感や、患者さんの苦痛を軽減しています。
また、表面麻酔を併用することで、より快適に治療を受けていただくことが可能です。
麻酔液が冷たすぎると、薬液を注射した際に痛みを引き起こすことがあります。
一般的に、麻酔液の理想的な温度は、人間の体温くらいといわれています。
そのため当院では、専用の保温装置を使って麻酔液を温めてから注射します。
麻酔液を一気に注入すると細胞が膨張し、患者さんは痛みや不快感を感じやすくなります。
そこで当院では、一定の速度で麻酔液を注入できる電動麻酔注射器を活用しています。
虫歯治療における「キュイ~ン!」という回転音や、「ガガガッ」という振動音は、多くの人が苦手としているものです。
これらの音や振動がトラウマとなって、歯科医院から足が遠のいてしまった方も少なくないでしょう。
しかし、当院では「5倍速コントラ」を導入し、不快な音と振動を大幅に抑えた治療を実践しています。
音や振動に苦手意識をお持ちの患者さんでも、安心して治療を受けることが可能です。
ここまでは痛みを抑える取り組みを紹介しました。
それでも「歯医者は怖いし、治療も痛くて怖い」という「歯科恐怖症」の方もおられます。そんな方にお勧めしたいのが、「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」。
睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)であれば、患者さんはほぼ眠った状態で治療を受けることができます。治療中の痛みや恐怖はほぼなく、記憶にも残りません。
治療中に「嘔吐反射」を起こしやすい方にも効果的です。
一般的に、歯の痛みが強い場合は「神経を取る」治療を実施する歯科医院が多いようです。
しかし、歯の神経には歯に栄養素を供給する血管も含まれています。
一度神経を抜いてしまうと歯は栄養を受け取れなくなり、徐々に脆くなっていきます。
歯の長期的な健康を考えれば、可能な限り神経は残すべきなのです。
そのため、当院では「できるだけ歯の神経を保存する治療」に取り組んでいます。
当院が実践する治療法を具体的にご紹介します。
「歯髄温存療法」で活躍するのが、神経を保護する「MTAセメント」です。
虫歯を削ったあとの空洞を埋める充てん剤の一種で、高い殺菌力を持っています。また、固まるときに膨張する性質があるため、隙間から虫歯菌が入り込むリスクが少ないのも特徴です。
「バイオセラミック」も同じの性質を持つ充てん剤で、こちらは比較的新しい製品です。
虫歯が進行して痛みや知覚過敏に苦しんでいる場合、一般的には「神経を抜く治療」が推奨されがちです。
しかし「覆髄法」であれば、神経を保存しながら虫歯の治療を行うことができます。
覆髄法とは、MTAセメント・バイオセラミックで神経を覆って保護する治療法です。
強力な殺菌効果を持つMTAセメント・バイオセラミックが虫歯菌を除去し、さらに細菌の侵入も防ぎます。
虫歯が神経に到達してしまうと、たいていの場合は神経を取る「根管治療」が必要です。しかし、感染の程度や炎症の具合によっては、「断髄法」という治療法で、神経を残せることがあります。
断髄法では、炎症を起こした部分だけを取り除き、その後「覆髄法」と同じようにMTAセメントで覆い、残された神経を保護します。
※炎症の程度により、断髄法は適応できないことがあります
治療において神経の一部が露出しそうな場合は、必ず「ラバーダム」というゴム製のシートを覆います。
このラバーダムを使用することで、唾液が治療部位に入るのを防ぎ、無菌状態を維持することが可能です。
虫歯治療は、虫歯菌に感染している部分を完全に削り取ることが大切です。そのため、これまでの虫歯治療では、感染範囲より少し大きめに歯を削る方法が主流でした。
しかし、歯は削れば削るほど耐久性が下がり、虫歯の再発をくり返すたび削れる部分がなくなっていってしまいます。そういう歯が最終的に行き着くのは「抜歯」です。
歯の寿命を保ちながら虫歯を治療するには、虫歯だけを削り、健康な部分は一切削らないのが理想。当院ではその理想を実現するために、以下の取り組みを行っています。
感染した部位と健康な部位の境界を正確に見極めるために、当院では「マイクロスコープ」と「高倍率ルーペ」を積極的に活用しています。
これらの機器を使用することで、肉眼の十数倍に患部を拡大して観察できます。「虫歯だけを削る」という極めて精密な治療も可能になるのです。
「う蝕検知液」という検査薬を歯に塗布すると、虫歯菌に感染している部分と健康な部分を明確に区別できます。
そして、う蝕検知液が反応して着色された部分だけを削ればよいので、患者さんの健康的な歯を保護することが可能です。
当院では、マイクロスコープや高倍率ルーペと組み合わせることで、削るべきところと残すべきところを正確に見分けながら、より精密な虫歯治療を行っています。
一般的に抜歯後は、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」といった治療に進みます。
しかし、これらの治療法は患者さんにかかる負担が大きく、天然歯と同様の嚙み心地や機能性を完全に取り戻すことはできません。
そのため当院では、できるだけ「歯を抜かない」治療に取り組んでいます。
当院の「可能な限り抜歯を回避する治療法」をご紹介します。
左の写真のように、虫歯が進行した歯は「抜歯」しなければなりません。なぜなら被せ物で治療をしたくても、虫歯が進行しすぎると被せ物を接着させる部分が残っていないからです。
しかし当院では、虫歯がかなり進行した歯でも「エクストリュージョン法」という、抜歯を回避した治療を行っています。
具体的には、下の図のように歯茎に埋まっている歯の根っこ部分を外にまで引き出し、被せ物を接着させます。患者さん自身の歯を活かすことで、抜歯を回避します。
「クラウンレングスニング」は、該当する歯の周囲の歯肉や骨を除去して歯を外に出す治療法です。
「エクストリュージョン」と同様に、被せ物を取り付ける場所を作ることができます。
「破折歯牙再植」は、歯茎の中で割れてしまった歯をいったん抜いて修復し、元の場所に戻す治療法です。
一般的に、歯茎の中で歯が割れてしまうと、抜歯せざるを得ないケースが多々あります。しかし当院では、破折歯牙再植術で抜歯の回避を目指します。
神経を取ってしまった歯で再び炎症が起こると、根の周囲に膿が溜まってしまうことがあります。基本的には根管治療で対応しますが、炎症がひどい場合は抜歯が選択されることもあります。
しかし、当院では「歯根端切除術」という、歯茎を切開し、根の先端の炎症部分と膿の袋を除去する治療法で、抜歯を回避できることがあります。除去後の空洞部分は血液で満たされ、やがて骨が再生します。
やむを得ず抜歯となった場合は、歯を抜いたところに健康な他の歯を移植する、「自家歯牙移植」という治療方法もあります。患者さんによっても多少異なりますが、移植後の歯はおよそ2~3ヶ月で安定します。
移植用の歯には、親知らずを使うのが一般的です。インプラントなどの人工歯に比べて、患者さん自身の歯を使うため違和感が少なく、噛み心地も良好です。
ただし、適用できる症例が限られるため、お口の状態などによっては他の方治療法が適している場合もあります。詳しくはご相談ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。